悪質出会い系サクラサイトから騙し取られたお金を返金できるか?実態は?

悪質出会い系サクラサイトから騙し取られたお金を返金できるか?実態は?

悪質出会い系サクラサイトからお金を騙し取られた

サクラがいる悪質出会い系を利用してしまい、出会いは無く、お金だけを取られて終わったと言う詐欺被害に遭った人は男性を中心に少なからずいらっしゃると思います。今回はブラック、グレー、ホワイト、全ての出会い系運営に過去に関わった事がある経験から解説します。

騙されたと分かった段階で必ず押さえておきたい証拠やポイントなども紹介するので、返金を希望する人はぜひ参考にして下さい。

 

悪質出会い系サクラサイトは返金に応じるか?

悪質出会い系サクラサイトは返金に応じるか?

出会い系サイトで返金して貰うと言う時に重要な点は2つあります。

1.規約はどうなっているか?

沢山の出会い系サイトやマッチングアプリを見てきましたが、全てにおいて規約でポイント購入後の返金はしないと書かれています。ポイントを使っていようが、残っていようが、ポイントを購入した時点でそれに承諾していると言う事になります。しかし、その規約自体が無かったり、規約の文章が非常に分かり難い箇所に書かれていたりする場合は返金の対象になる可能性はあります。

 

2.グレーな悪質出会い系は返金に応じる所もある

サクラを使った悪質出会い系だけど、表向きはホワイトを装っているサイトの事です。先ずブラックの場合は何時でもサイトを閉鎖して、新しいサイトに移る準備をしているので、サポート自体に返答しないか面倒な返金対応などは一切反応しません。ホワイトの場合は自分たちに非が無い事が分かっているので、こちらはサポート対応をしつつも返金はしません。

しかしグレーは自分たちに非がある事が分かっています。サポート対応をして返金は断りますが、サクラ役のオペレーターの対応がまずかったり、あまりに嵌められまくっている客に対しては半額などの返金対応を行う所はありました。

問題を大きくして法的な介入をされるとヤバイので、穏便に済まそうと言う作戦です。これはグレーにだけ見られる特徴です。だからと言って、どういうサイト相手でも、自分が出会えないからと言ってサポートで暴れると逆に業務妨害となる可能性もあるので、問い合わせする場合も冷静に行い、最終的には弁護士にお願いするくらいの覚悟でやりましょう。

これは私が実際に見てきた裏側で何度も起こっていた事なので、チャンスはあると思います。

 

悪質出会い系に返金させるには証拠を残す事も重要

悪質出会い系に返金させるには証拠を残す事も重要

サクラを使う様な悪質出会い系で返金をして貰う為には、証拠となる物を残しておく事も重要です。自分で返金をお願いする人、弁護士にお願いする人、共に重要な点なので、まだアカウントが残っているなら、ぜひ証拠を残しておきましょう。

1.サクラと思わしき人物とのやり取り履歴

まだアカウントが残っているなら、サクラと思わしき人物とのやり取り履歴を全てハッキリ分かる様にキャプチャーで残しておきましょう。日時、相手、やり取り内容が分かれば良いと思います。過去の判例から出会いのアポの約束とキャンセルの繰り返しの内容、ポイント購入を促す内容、逆支援の様なあり得ない内容などは特に有効になると思われます。

 

2.相手のプロフィールや画像

サクラと思う相手のプロフィールや画像も全て残しておいて下さい。悪質サイトの場合、サクラが使う画像は運営会社がSNS上などに上がっている写真をそのまま、または加工して使っている場合が多いので、実態の無い人物に成りすまし詐欺を行う為に用意したと分かれば返金が容易くなります。

 

3.課金した日時と金額

幾らの金額を、いつ使ったかと言うのも分かれば全て記録しておきましょう。せっかく返金となっても、いくら使ったのか分からなければ正しい金額が分からず不利になります。またどのクレジットカードをどの会社で決済されたのか、決済を仲介した会社、振込先口座情報なども記録しておきましょう。

 

4.サイト情報

サイトのURL(ドメイン情報)、サーバ情報、運営者情報など、サイトが消滅する前に全て記録しておきましょう。ブラックなサイトの場合は悪評が多く出回ると直ぐにサイトを閉鎖させ、新しいサイトに移動します。掲載された情報なども虚偽の物が多いが、入金情報などから法的に開示させれば相手が分かる場合もあります。運営者情報などが虚偽の場合は特定商取引法違反なので、こういう所からも悪質出会い系の摘発、返金に繋がる可能性はあります。

 

裁判では実際に悪質出会い系に返金を命じた判例「ズーロア・ドッテイナユ」事件がある

「サクラにだまされた」出会い系サイトに5千万円 サクラ認定のハードルが下がった

こちらの記事が参考になりますが、約5千万円を悪質出会い系に騙し取られた男性が裁判を起こした結果、裁判所は運営会社が用意したサクラだと認定し男性ユーザーが勝訴した。

会う約束をしても「急用」、「悪者に追いかけられているため、身動きがとれない」などと言い訳をしドタキャン。会う約束をした際には男性に「『大丈夫!』『守る!』『安心して!』って10回送って」とメールの送信を要求しポイントを消費させる。

更に別の女性を登場させ「あやかを悪者から助けるために必要」とし「『ズーロア・ドッテイナユ』これを10回伝えて!」と送ってきたと言う事で話題になったので覚えている人も多いと思います。ポイントが無くなると「ポイントなければどうするの?それくらい自分でわかるでしょ?」とポイント購入を催促した。

更に別の人物を登場させ悪者に捕らわれたあやかの居場所を特定するためや、男性自身にも危険が及んでいるのを回避するためとして、『解読』『PASS』などの言葉をメール送信するよう要求したり、「大金をあげるから」と特定の数字や記号をメールで送るよう指示されていた。

POINTドタキャンとキャンセルの為の内容、意味不明なやり取り、ポイント購入を催促する内容などは、それ単体では無理かもしれませんが、複合的に判断すればサクラと認定出来るとされた訳です。

加えて、裁判所がサクラと認定し男性が勝訴した理由として女性キャラのプロフィール画像にあります。

POINTこの裁判ではサイトに登録されている女性のプロフィル写真の一部が、香港や台湾の女性モデルだったと認定しています。

こういうやり取りがあるなら返金の可能性があるのできちんと記録しておく事が大切です。しかし、これはレベルの低い運営会社によるものです。サクラがかなり訓練されていたり、こういう摘発から逃れる為に「アポのキャンセルは24時間以上前に行う」、「アポのキャンセル理由に誰かの不幸、事件性がある事などを使わない」、「占いやまじないの様なやり取りはしない」、「ポイント購入や消費を促す内容を送らない」等のルールがある会社もあります。

しかし、どこかでボロが出るのがサクラなので、やり取りは全て記録しておく事をおすすめします。

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