LINE8月19日、メッセージアプリ「LINE」のグループトーク機能を拡張した「OpenChat」機能をリリースしたが、この機能を利用した出会い目的のチャットルームが乱立し無法地帯状態になっている。LINE側の対応も後手に回っており、出会い系サイト規制法から逃れるグレーな脱法出会い系状態になっている。
「OpenChat」の機能や特徴
ソース:LINE
1.トークルームごとにプロフィールを変更できる。
2.トークルームごとに公開/非公開を設定できる。
3.途中から会話に参加した場合も、直前のやりとりをさかのぼってチェックできる。
4.ひとつのトークルームに最大5000人まで参加できる。
5.URLやQRコードで、トークルームに招待できる。
年齢認証をしていないユーザー、18歳未満のユーザーについては、オープンチャットを検索する事が不可能になっている。
「OpenChat」はリリース時から危険性が指摘されていた
オープンチャットは、安心安全な利用環境を維持するため、24時間365日投稿内容のモニタリングを行っています。
違反トークルーム・投稿の削除および違反ユーザの強制退会、LINEの利用停止など、ガイドラインに基づき適切に対応します。▼詳しくはこちらhttps://t.co/tWYig7iP8I#オープンチャット
— LINE OpenChat (@LINEOpenChat_JP) 2019年8月19日
「OpenChat」はリリース時からネットでは「出会い目的」や「違法行為の集客」に使われると指摘されていた。通常、この手のサービスを開始する場合、そういう行為を防ぐ為に、その様な利用をしたユーザーは退会処分にしたりするが、LINEでは「運営側で24時間内容を確認している。その中で、一部のユーザーが不適切な使い方をしている状況も確認している」とコメントしているものの、リリースより丸一日以上たった現在も、出会い目的のチャットルームは乱立した状態のままだ。

実際に検索してみると「恋人募集」「出会い募集」「乱交パーティーメンバー募集」「セフレ募集」等のチャットループが大量にある事が分かる。本当に対応しているなら、こういうあからさまなチャットルームは即削除されても良いものだろう。
24時間365日投稿内容のモニタリングを行っているとの事だが、ただ眺めているだけと言う事なのだろうか?
利用規約やLINE内部のガイドラインに違反する行為をしたユーザーには、投稿の削除、グループからの強制退会、OpenChatの利用停止、LINEアプリ自体の利用停止といった措置を講じるというが、現在の所、厳しい措置は取られず無法地帯になっている。
またLINEは対策として、トーク内容から不適切な言葉わお排除するフィルター機能を近日中に実装して、違反のキーワードを含む投稿を自動で非表示にすると言うが、この手の手法は隠語を使うなどいくらでも回避できる。
そもそも、この様な事態は容易に想像できた事にも関わらず、対策となる機能は近日中に実装と、後手に回っており、サービスリリースだけを急いだ感は否めない。
悪質な業者や犯罪者らが出会いを装いLINEで近付いてくる事は多発しているので、SNSやメッセージアプリなど、身元を隠したままアカウントを開設できるサービスを介しての出会いは非常に危険です。
出会い目的の場合は、気軽な出会いなら出会い系を、真面目な出会いならマッチングアプリを利用しましょう。

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