主にツイッター等のSNSを介して知り合った大人と、食事や買い物、お出掛けなどをしてお小遣いを貰うデート援助交際(デート援交)、パパ活が、中高生の間で広がっているが、それに対する警察の摘発も進んでいる。
ツイッターに溢れる希望者の書き込み
援助して欲しい側の書き込み
「誰か今日、今から会えませんか〜?詳細や値段はDMにて」
「今日の夕方、都内で1h5000~でデートしていただけるパパさんいませんか!お年玉ほしいよ」
「今日の夕方からデート出来るパパさん募集中 体なし、お食事やお買い物デート 1時間5000円です!」
「日曜日ディズニーデート援募集してます!交通費+ディズニーチケ代+ディズニーでの食事、お土産代でお願いします デート援なのであくまでもデートを楽しむ事が目的で、性行為は無しで イチャイチャはもちろんOK」
デートしたい側の書き込み
「46歳の都内で自営業を営むもの(男)です169cm58kgです 交通費込み6000円で1H、デートのみを希望しています」
「日曜日の12時過ぎから競馬デート出来る方いますか?4時間位で場所は新宿。お手当ては一万円+交通費。競馬の軍資金別に渡します、当たれば全額持って帰ってokです。ランチ食べたいものリクエストを!」
デート援交、パパ活の相場は?
平均で1時間当たり3千円~6千円程度となっている。これに加えて買い物代、食事代、お出掛け代など、その他の経費もデートしたい側が持つ事になる。
体の関係込みの書き込みなどを見ると、多くは1万~2万程度が多い。それと比べて安いと取るか、デートと諸経費でそれ以上の費用になるのに何も出来ないのは高いと取るかは、その人次第。
デート援交、パパ活の違法性は?

デート援交やパパ活に関して、そのもの自体には違法性は無い。しかし児童買春の温床になるとして、2017年7月から警視庁は、インターネットでそれらの書き込みを行う少年や少女に対して、客を装い接触し注意や指導を行う「サイバー補導」の対象に追加している。
女児が話題になる事が多いが、男児が「ママ活」等の書き込みを行った場合も同様に補導されている。
各都道府県の警察も補導や摘発を行っており、児童を補導したり、その児童からの繋がりで買春を行った大人を逮捕している。性行為があれば児童福祉法、児童買春で罰せられる他、各都道府県には青少年健全育成条例があり、18歳未満との性行為やわいせつ行為、深夜の外出を禁止している。罰則は、300万円以下の罰金、5年以下の懲役、社会的にも制裁が加えられる可能性が高いので、それを引き換えに出来るか?
出会い系サイト規制法では児童を対象とする異性交際を求める書き込みをする事を禁止されているが、SNSを対象にされていない為に、現在はSNSが荒れ放題になっている。しかし場所が違うだけで限りなく黒に近い行為だと言う事を頭に入れておくべきだ。
18歳未満の児童が相手になるなら、性行為や準ずる行為は一切無し、条例で定められた外出時間を守り、お金を渡しデートするだけなら違法では無いと考えるのも甘い。甘言を用いて未成年を呼び出しデートなどをしていると、金銭をチラつかせて呼び出し誘拐したと取られる事もある。
そこから体の関係に発展する事は多々あり、事件として摘発される事も多いので、そういうリスクを追わず、遊び相手が欲しいなら18歳以上しか登録できない出会い系で相手を見つけた方が気楽に遊べて良いだろう。
ツイッターなどSNSでは、先ずは募集の為にパブリックな部分に書き込む事になる。その書き込みは全て警察にチェックされていると思った方が良いだろう。それ系に使われる隠語も全て把握されているので、いつ警察が自分の所に来るかとビクビクして生きていかなければならなくなる。

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