「臓器を売るぞ」タイで監禁された女性ら日本人3人
ソース:FNN
タイ警察などによると、逮捕された男は、韓国国籍の無職、黄健一(ファン・ゴニル)容疑者(27)。去年6月からタイに住んでいた黄容疑者は去年9月、バンコクに旅行にやってきた山口県出身の24歳の女性と出会い系サイトを通じて知り合った。お金がなくなった女性はしばらくして黄容疑者の自宅マンションで一緒に暮らすようになったという。すぐに女性に暴力をふるい始めた黄容疑者。
恐怖で支配する生活の始まりだった。「俺はマフィアと知り合いだ」、「逃げれば殺す」などと女性を繰り返し脅した。抵抗できなくなった女性は、黄容疑者に従うしかなかったという。お金を要求する黄容疑者に対し、女性は両親に「タイで逮捕されてお金が必要」などとウソをついて、200万円を送ってもらい、黄容疑者に手渡した。
女性の監禁が始まってからおよそ1ヵ月後、さらに黄容疑者は、女性を脅し、女性の弟(21)をタイに来させた。金銭を脅し取る新たなターゲットだった。女性は「バンコクでもうけ話がある」などと弟にウソをついたという。
バンコクで待っていたのはもうけ話ではなく、暴力と脅しによる恐怖の監禁生活だった。拘束されている状態ではなかったが、外出する時は常に理由を言わなければいけなかった。そして、「早く帰って来い」と電話がかかって来るなど、常に見張られた状態だったという。「逃げれば知り合いのマフィアがお前を殺す」、「タイ警察は俺の指示でお前を出国停止にできる」などと繰り返し脅されていた。
黄容疑者は、女性の弟の知人に連絡をとって、「殺して臓器を売るぞ」などと脅すこともあった。結局、女性の弟は、あわせておよそ800万円を脅し取られた。酒を飲んで機嫌が悪い時は、さらに暴力が激しさを増したという。熱したフライパンをうでにつけられたり、サラダ油を飲まされたり、さらにはプールにしずめられたり、まつげを抜かれたりしたという。
そして、今年1月、黄容疑者は女性の弟に、友人の男性(21)をバンコクに呼び寄せさせた。バンコクに来た弟の友人は、暴力をふるわれ、持っていたすべての現金と携帯電話を奪い取られた。そして、奪った携帯電話を使って、ウソを言ったり、脅したりして、家族や親戚からお金を送金させた。奪われた現金の額はあわせて83万円にのぼった。
タイで監禁された女性は韓国人容疑者と出会い系で出会っていた
タイで監禁暴行され、お金を多額に脅し取られていた事件として多くのメディアで報道された事件。この事件では、被害者の日本人女性は容疑者の韓国人男性と出会い系で出会っていました。出会い系と言えば「サクラ」「詐欺師」の被害や「犯罪者」との出会いのリスクがあるのは日本のみならず、世界共通です。
日本人同士なら、相手が何かおかしい雰囲気だと分かり易いですが、相手が外国人となると洞察力は落ちる上に、外国人と出会えると言う非日常感から警戒感も薄れてしまいます。男性の場合は実際に会えない状態でもお金を要求され渡してしまう詐欺被害が殆どですが、女性の場合は会いに行ってしまって性的暴行を受ける被害など今回の様な事件は多い。
特に男女を問わず日本人はお金を持っており、暴力を使えば何とかなる国民と思われているので、外国人から見れば格好のターゲットです。海外旅行に慣れている人は、こういう事は常識だと思いますが、慣れていない人は注意が必要です。
自分が話している人は本物の人か、最初から全てを信じ切っていないか、一気に距離を詰めようとしていないかなど、自分の行動に慎重さが欠けていないかと言うのは、国内で日本人同士が出会う時よりも更に木を付けておく必要があります。

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